とある本に、「漫画が売れなくなったのは新しい表現者が現れないからだ。」と書いてあるのだが、新しい表現って何なんだろうなあ??とこの頃考える。

相当奇抜なものなのか?たぶんコマワリとか一気に変えて、映画手法なくしたりしたら変わるのだろうか?でもそんなことしたら評価されないんじゃないんかな?と思うが・・・。いや根本的に絵柄とか??わからない。

僕は今は保守的な考えなので。まずは基礎をしっかりやる。それから変化をもたらせる。という考えでやってます。

たくさんの人が面白いと思える作品を描く、いわゆるエンターテイメントがしっかりした作品をまずつくる。それからだと思っています。

僕はまだそれがちゃんとできていないのに、自論をとなえるのはまちがっているなあと今年になって痛感した。

自論じゃあ土俵に立てない。でも自論がなければつたない漫画になる。

この駆け引きが難しいところなのですが、最近の僕は自我の部分が冬眠している。いつ爆破するかわからないけれど、そのまま消えるかもしれないけど。

まあ疲れてるとどうしてもそれがあんまり必要ないんじゃないかと思っちゃうこの頃です。
それを昨日友達に言ったら、「どうした?TAMANO氏」と言われたが、大人のフリをしてるんですよと言っておこう。


人を楽しませる、人をちゃんと描く。それが今の課題。

でも漫画家目指してる友達としゃべると色々思っていることあるんだな〜と感心してしまう。いい刺激剤です。
やはり情熱的な友達がいないと、僕はここまで漫画家目指してなかったなあと思う。

一人でやってたら、適当にやって向いてねえと感じ、やめて就活していただろう。
スーツ姿のサラリーマンはかっこいいけどね。