「昨日の話」
昨日、友達と大学の恩師に会ってきた。
恩師とは電話で状況を聞いていたので、大丈夫かな?と心配していたが、見た感じ健康そうに見えてホッとした。
健康食の話やら生徒さんの話だったが、まあその後「TAMANOもだらだらせず、ちゃんと期間をもってやるように。
ずっとアシやってるわけにはいかんだろっ」とグサリ言われた。

そうだよな、30過ぎてまだ雑誌にさえ載ってなくて、マンガ目指してますって言ったら普通はよ仕事に就けっていうことだもんな。
ダラダラやって皆プロになれるわけならいいけれど、そうじゃない。

それはわかっておるのだが、僕は変な瞑想に入ってしまったんですよ。でもその瞑想はただの実力不足とわかっておる。勉強すればなんとかなると。
たぶんようやくマンガというものと向き合ってるんだろう。

学生時代はなんとなくこんなんじゃない?テキトーテキトーって感じでやってたけど、これは絶対ダメです。
読者を喜ばすには的確に誘導しなければいけない。

あと二、三年経っても芽出なかったらきっぱりやめて他のことをしよう。それまではあがこうと思っております。





「今日の話」
久々に神○町行って、担当さんに一応書いたネームをもって会ってきました。
そしてネームのボツ出しくらって、いつものように2、3時間次の作品をどうするか?という話をして帰りの電車で悲壮感を漂わせながら帰るんだと思っていたが。

飯食いにいこうと誘われて、深夜にもかかわらず焼肉屋さんに連れて行ってもらいました。
こ、これは漫画のバ○マンやっ!と思いながら、ごちそうになりました。
なにこの厚いタン塩はっ!?お金持ちになりてえと思いました。

そこでまたマンガ論の話をしていただき、「アンタは作家なんだから、編集の思っていることを超えなくちゃいけない。」とか
常に漫画のことを考えてろとか、妄想し続けるのが作家だ。と言われました。
僕は妄想力が足りないともっと頭使えということですね。人がどう思っているのか?この人ならどういう行動をとるのか?どういう展開にしたら面白いのかを常に考えろと。

実は前出した作品、最終候補止まりで賞にひっかからなかった。それで担当さんが悩み始め、俺の目が間違っていたのかな?とか。

結局あと二作描いてデビューできなかったらあきらめろという判断になった。

でも担当さんは「自分が担当した新人は全員デビューしているから、お前は才能あるから」と連呼していた。
なんか光るものを感じてそれを生かすのも殺すのも担当さんの才覚らしいけれど、お前も必死に喰らいつけってことです。

担当さんの顔に泥を塗ることだけは避けなければ・・・。プルプル



なんかこの二日間を通し、自分でも気づいてたが、人に言われて崖っぷちに立たされていることを再認識。
まだ生きたいっっ俺は東京に負けに来たんじゃないぞ〜、弱音はもう吐きませんっ!!
自分の居場所を確保します。