映画秘宝EX 映画の必修科目02 激辛韓流映画100 (洋泉社MOOK)

映画秘宝EX 映画の必修科目02 激辛韓流映画100 (洋泉社MOOK)


昨日買った「激辛韓流映画100」という本を読んだら、久々に韓国映画が観たくなって3本借りて観た。

一つ目は、有名なソン・ガンホさん主演のプロレスコメディ「反則王」を観た。
これは主人公はさえない銀行員で、契約一つもとれず上司に怒られてばかり。挙句の果てにヘッドロックをかけられるのだが、なぜかそのヘッドロックをとる方法が知りたくあるプロレス道場を訪ねる・・・。

この映画は普通に仕事の方に頑張ろうとかそういった話ではない。上司に逆襲したいというバカな男の話だ。

これを観て、アメリカコメディのナチョレという映画を思い出した。
どっちが面白いのだろう?? まあ人それぞれだと思うが、どっちも観て楽しめると個人的には思う。

二つ目は、「ほえる犬は噛まない」というシュールなコメディ映画。
犬好きのための映画かな?と思って借りたら最後。とんでもないことになる。決して犬を飼ってる人にはすすめられない。
だってマンションで飼われてる犬を煮込んで食べちゃうから。
僕は知らずにファミレスで観てたが、ゾクッとして、食欲がうせた。
でも最後まで余韻をもたせてくれたので、考えさせられました。

三つ目は、キム・ギドク監督の「悪い男」。これは前から観たかった。たぶんボクが韓流映画いいなあと思ったのは、「悪い女」を観てからだと思う。

この映画はまずベンチで彼氏を待っている女子大生・キム・ ソナに狙いを定めてるこわ面な男がいる。それが主人公・ハンギなのだが、ほどなく彼氏がやってきてソナと話してる最中にハンギがソナの唇を奪うという、これが冒頭シーンなのだ。
笑った。 その後獲物を定めたハンギはソナを逃さない。ソナの人生はハンギによって一変してしまう・・・。

どうみたって収拾つかない気がするのだが、監督の熱量に圧倒された気がした。

最近は洋画のコメディばっか観てたので、息抜きとしては最適でした。