今日電車の中でシャンシャンと音を立てながら、杖を片手に盲目のご老人が前を通っていた。
見る人、見る人席を譲るのだが、ご老人は耳を貸さない。
ついに一人の女性が席を立ち、「危ないのでどうぞ座ってください。」と。

すると盲目のご老人はこう言った。
「私には決められた場所があるから。」
ご老人は自分の場所と位置、感覚を大切にしていた。
好意のつもりでも彼にとっては不必要だったのだ。

僕には電車の中が、山道を駆け巡る修行僧のように神々しく感じた。


今さらながらはじめの一歩にハマる。
ただいま14巻まで熟読しました。一歩がようやく全日本新人王になりました。

それと作画のスピード線がカッコイイです。
生き生きしてて鼓動を感じます。脱帽です。。。