イメージを具現化したい

まだ全然頭の中にあるイメージが描けない。これは訓練するしかないのだろうと常々思うことなのですが。
次に描くマンガではアクションシーンも盛り込みたいと思うので、ちゃんとイメージが画面に描けないと絵が硬くなっちゃいそう。というか、お粗末な絵になっちゃいそう。
これは、アニメーターを見習って、ちゃんと動きの勉強したほうがいいなと思いました。こうして考えるとアニメーターは凄いなあと思います。




最近、T教授に絶対読むべきと勧められ、今さらながら手塚治虫先生の火の鳥を読んでいます。まだ、ヤマト・異形編までしか読んでいませんが、このマンガを読んで自分のマンガ・イズムを描く前に読めばよかったと思いました。手塚先生の命の大切さがヒシヒシと伝わり、こんなデカイスケールをよくまとめられるなと感じました。



また次の次ぐらいに描こうと二年ぐらい前からあたためている聖徳太子を主人公にしたマンガの構想があったのですが、山岸涼子先生の「日出処の天子」を読んでやられたと思いました。
なんか自分の描きたいことやられているし、面白いし、もう一度描くのであればちゃんと色んな本を読まないといけないなと思いました。
自分がこのアイデアいいなと思ったやつって、大抵20年前に描かれていて、結局自分の思いつきとは、いかに普遍的なものだと感じました。
読者が読んだことがない、面白いと思う作品を描く日は、まだ僕にとって遠いのだろうと気づかされました。