三千院に行ってきた

今日、学校サボって気晴らしに三千院に行ってきた。
最初、比叡山延暦寺を見に行こうとしたのですが、お金がなくて断念。
延暦寺を観るには、まずロープウエイに乗らなくちゃ山頂に行けず、しかも寺の拝観料を含めたら、最低でも一人1600円ぐらい必要でした。学生には高い。
せっかく自転車飛ばしたのに、ここで帰るのは何かやるせないなあと思い、京都の大原市まで行きました。
久々に自転車を長い距離(といっても京都市左京区の岩倉あたりからですが・・・)をこいだので、秋なのに汗ダラダラかきました。良い運動になった。


三千院は拝観料大人700円でした。
三千院の中で最も凄いと思ったのは、往生極楽院の中にある阿弥陀三尊像です。これは建物の大きさに比べ大きく、平等院鳳凰堂京都府宇治市)にある阿弥陀像と変わらないぐらいの大きさでした。また、そこにいるお坊さんがとても気さくな人で、色々と話してくれました。

延暦寺焼き討ち事件があったとき、本来なら被害に遭ってたはずなのに、三千院の往生極楽院は大変小さいので、こんなの焼いてもしょうがないと、中を見ず立ち去ったことによって焼かれずに済んだらしいです。またススを被った木は腐りにくく、今も平安時代のまま残された柱があり(たいていは江戸時代に修復してますが)、よく現存されてるなあと思いました。


あと平安の人は、空の上に極楽浄土があると考えていたらしく、再現された極楽院をみると天井は真っ青でした。しかし今では毒物として知られているヒ素などを使っていたため、完全な復元は無理みたいです。また、もし復元したら、木が腐り、50年ももたないうちに柱が死んでしまうらしいです。
復元はせず、現存のまま残しておいて欲しいものです。


昨日、すごく旅に出たいと言いましたが、これではないです。
11月中にはぶらり歩き旅をしたいです。