ストーリーの起点
2016年春、主人公タビノ(27)は東京で会社で働くサラリーマンである。そんなある日、京都に出張命令が出て、京都に行くことに。会議の休憩時間に久々に鴨川に行き、懐かしさをかみ締める。

「なつかしな〜、京都。ここはのんびりしてていいな〜。・・・にしてもホームレス増えたな〜。不況のせいか・・・」

ふと下を見ると「タビちゃ〜ん」という声がする。

よくみるとそれは、大学生時代の親友マシダであった。「ま、マシ君っ!!」

彼の名はマシダ(27)。大学時代、卒業を前に単位が足りないことに気づき、「このままじゃ卒業できねえ」と言い放ち、失踪。
懸命な捜査が行われたが、見つからずYouTubeで「死亡説」が流れるほどであった。
そんな彼が目の前に・・・?!

「ってか何してたの?」
「みりゃわかるっしょ、ホームレスさっ!!」
彼の顔には暗さは微塵もなかった。むしろ明るい。

社会にもまれて5年、主人公タビノは、日々の安心して生きるため、目先のお金を選んだ。

というのが、このストーリーの始まりです。




このネームは失敗です。これには自分の欠点が含まれています。

①キャラの重要性に欠けています。主人公・タビノ(27)ががどうして漫画家を目指したのか?なぜ挫折したのかがちゃんと描かれていない。


②サブメンバーの扱い方 5年後ホームレスになった友達・マシダ(27)と出会うのですが、なぜ彼がホームレスにならざるをえなかったかが描けていない。
また、家族はどうしているのか?家族構成が描かれていない。家族もホームレスなのか??


③ストーリーの希薄さ。展開がありきたり。全く読者を裏切っていない。最後のラストシーンで主人公タビノは過去の自分に会い、「他人は騙せても俺(自分)は騙せねえんだよっ!!もっと真っすぐに生きろっ  樹みたいによ。」と言われ、エネルギッシュの昔を思い出し、マシダが言った言葉の大切さがわかり、仕事を捨てホームレスになるのだが、展開が普通すぎる。



④読者は新鮮なものを求める。テーマはありきたりでも、内容が全く異なるものをつくること。良い意味での裏切り方が出来ていない。



これをふまえて、ネームを1からやり直したいと思います。なんとなく、このネームを載せたのは、一応書いて捨てるのは、もったいないなあと感じたからです。


まあ後、「ネームって何じゃろ?」と思ってる人がもしいたら、「こういうのだよ☆」という参考です。


今までネームは1日で書き上げていたのですが、こうして分析してみると自分の欠点が目の当たりに出来て良かったです♪
自分の欠点が全て出たネームになりました。
よしっまた新たに考えなおすぞっ!!!