卒制の主人公・タビノ。人間は情けなく、くだらなく大バカな生き物だということを描いた漫画。

俺はこれを描いているときに脳裏に浮かぶのは、「ダメな人間こそ味があり、それが本当の本質の人間らしさだ。」と思ってしまう。
なぜ人はダメな人を見下すのか??それは優越感に浸りたいのも一理ある。
しかし、本当は心の奥底でそのダメな自分が眠っていて、自分を見ているようでいたたまれないから否定するのかもしれない。
または全然自分とは考え、境地が違いすぎて分かり合えないのだと思う。

皆、周りに合わせて気取っているのだ。化粧なんてまさにそうだと思う。自分を隠したいのだ。

人間完璧でないところに、良さがある。完璧ならばロボットで良い。俺はこの漫画を描いていてそう思う。



このケツメイシの「東京」という曲はとても好きだ。そして東京に早く行きたいなあと思う。