逃げることは大変だ
警察に追われる夢を見た。
現代社会の渦に心を奪われ、ただ時が流れるのをじっと見つめる民衆。
僕はそれに嫌気がさし、国を敵にまわした。どうしてそうなったかわからないが、僕は探していた。
僕と一緒に心中してくれる女性を。
しかし、そんな都合の良い女性などいない。僕はさまよい続けた。行く当てもなくただ何かに追われるように。
それが国家組織なのか、ただの虚像なのかわからないが僕はずっと比叡山あたりを逃げ回っていた。
そんな夢を見たら、頭が激痛に襲われた。右脳がビビビときた。 頭痛です。
そこで思ったのは、逃げることは大変。立ち向かうのはもっと大変、自分のアイデンティティとイデオロギーとやらをいかに持っているかが試される。
時には過ちを犯すこともあるだろう。でもそれを恐れていれば、次のステージには上がれないのだ。
たぶん、この夢はそんな心理状態を映し出したのだろう。