プロ漫画家の道−4「必要な部分と不必要な部分」

Tamano2009-10-14

マンガのストーリーにに関してなのですが、僕はまだ不必要な部分を描きすぎてるなあと思います。
それは短編ストーリーでは、絶対に見極めて、削らなくちゃいけないものです。
これができないと話が間延びして、読み手が飽きてしまう。
今のマンガ(イズム)は、そんな感じがしてなりません。
まだアップしてない後半部分が見せ場なのですが、このマンガは、ページ数半分で済むんじゃないんかな?と最近思います。
描いているときは、何も感じないのに、いざ第三者の目でみると・・・って感じになるんですね。

マンガは難しい。奥が深い。考えれば、考えるほど溝にはまってしまうんだよね。
大変だこりゃっ!読み手と書き手の違いはここにあるんだなと思いました。

イラストやラクガキなんかは、たわいのない事で満足してしまうんだけど、どうもマンガは満足できない。むしろ不満がたまる。

「なぜそんな事ができねえんだ、お前は!」「これは違うだろっ!」と自分に問いただす。

これはきっと欲なんだろう。マンガに対して、僕は欲望の塊である。

他には無頓着ですが・・・。