50人に逆戻り



今日は50人に逆戻り。
今日は絵を描くよりも本が読みたかった気分だったので、そうなってしまった。
絵も上手くなりたいけど、知識もほしい。
いやむしろ漫画家目指すのなら、知識が重点か??
でも絵も重要。まだ自分がこう描きたいと頭で思ったも、手で描けないのがイラつく。
修行不足っ!!


「今日の出来事」
今日、友達から電話があり、その友達の友達、つまり僕にとって赤の他人なのですが、その人が漫画関係につきたいと申してきた。
「漫画関係につくにはどうしたらいいのか?」と突然聞いてきたので、
僕は「えっ?なぜですか?」と聞いたら「漫画が好きだから。」とストレートに答えてくれた。
最近そんな言葉を発する人が周りにいないので、なんか新鮮な気分だった。
「漫画は大きく2パターンあって、漫画家になるか編集者になるかで考えが変わるんですが・・・云々・・・。」

結局その人は、漫画家よりも編集者がやりたいようで、僕は編集側のことはあまりわからないので、説明できなかったけど、
なんか漫画仲間が出来てよかった。
もしなれたら、僕をプロにして欲しいものですっ!(笑)



{読んだ本}

梅原猛の授業 仏教

梅原猛の授業 仏教

前は「仏になろう」を読みましたが、今日はこっちの「仏教」を読破した。
なぜ空海には良い弟子に恵まれず、最澄は恵まれたのか?
それについて梅原猛氏は、

あんまり先生がえらいと、先生が全部やってしまいますから、空海にはいい弟子が出ない。最澄には、いい弟子がたくさん出まして叡山を盛んにしていきます。

名の通り、「最澄」は純粋無垢だったらしい。逆に空海はでかかった。考え方が。
純粋で生きようとすると、敵を多くつくったに違いない。この本を読んでたら、最澄の苦労が伺えました。

あと最後に遺伝子についても考えさせられた。
僕個人は個人であって個人ではない観念になり、なんていうか日々の暮らしではあまり気にも留めないことを、今日は頭の中で考えていた。
最初、母体にいる時は生命は丸なのに、だんだん変化し、目が出来、爬虫類になり、恐竜になり、手が生え、足が生え、色々なパーツが出来、子宮から外界の世界へさらされる。
僕らは当たり前のように、今は自意識(自我)というものを持ち、思春期や葛藤、虚無感にさらされて生きている。
しかしこれは凄いことで、
僕は最近なぜか脳と心臓は一本の太いパイプ線(筋みたいなもの)でつながっていることを身体で感じたのだが、これが途切れたら身体は連動しなくなる。脳が指令を出しても無反応状態になる。恐ろしいことだ。


でもその脳や心臓は元をたどれば、母体からつくられたものでの母親も祖母、曾祖母・・・・から積み重なって今の自分が出来た。(もちろん父親も含まれる)
それを考えたら、答えは生まれないけど、ただ単純に凄いとしか感じようがない。

そんなことをこの本を読んでたら考えさせられた。自分が仏教が好むのは、どこか遺伝子に隠されてるかもしれない。

なんかクサイ台詞を言いましたっ(>_<;)