「夢の話」
今日僕は夢をみました。その内容を話したいと思います。

今考えている漫画のペン入れが終わって、担当さんに「これ読切で雑誌に載るから」と言われて、「うっひょ〜やった〜つ!」と喜び、近くのコンビ二へ行ったら、自分の作品が雑誌に載っていた。
しかも「新連載」と書いてあって、「え?嘘だろ?」と思ったら、自分の作品が連載されていた。おお、ついにここまできたのかと思い、他の客たちが自分の作品を熱心にみていて、「さあ家に帰って続きかこっ!」と思ったら、目が覚めた。夢でした。
初めてみましたこんな夢・・・いつもはマンガのネタをずっと考えている夢や現実的な夢しかみないのに・・・。


「マンガの話」
先日友達とマンガに対して話し合いました。そこで話したことは編集者によって考え方が違うよという話です。
大きく分けて2つなんですが、「たとえ三振しようとホームランを打てっ!」という大ヒットを考える人と、「ホームランじゃなくていいから、アベレージヒッターになれ。」という考え方です。

これはどちらが良いかという問題ではなく、どちらも難しいと思います。読者が何を求めているのか?何が売れるのか?なんてわかりませんから。
だけど、新人に一番必要なのは「新鮮さ」だという話になりました。面白いのは勿論ですが、フレッシュ感を読者は求めてるじゃないんか?という考えにいたりました。

とにかく自分の描きたいものを描けっ!小さくまとまるなっ!臆病になるなっ!三振しろっ!という考えも必要なのではないのか?ということに。

そうだ、そうだとその時は聞いていたのですが、よく考えれば何が三振で何が小さいのかがまだわからないですけど・・・(汗)

逆に、アベレージヒッターは読者がこういうのを望んでると把握しているから、すごいと思いますけど。緻密な計算が出来るというか・・・。



結局はたぶんマンガの「バクマン」のような世界なんですよね。天才肌がいて、努力肌がいて、みんな面白いものを全力で作っている。
あと新人を育てるというのは会社側にとってはリスクを伴うことですから、そのリスクを背負ってでも、育てようとする出版社は立派だな〜と思いました。