2013-08-20 ■ 蕎麦屋の親父 毎度のことのように客が少ないのに無愛想な親父。しかし今日は違った。 しかめっ面をしている。お盆なのになぜ働なくちゃならんのだ、なぜ夏休みなのにプールに行かせてくれんのだと文句を言いたげな顔をしている。しばらくすると親父を見かねた店員がつぶやいた。 「どうしたの?」 親父は言った。 「頭が痛いんだ」と。