次の漫画課題

研修が終わったと思ったら、担当さんから電話かかってきて、「ネームできた?」
僕「・・・・・・。あの就活してました・・・・。」
担当さん「タマノのくせに?」
僕「・・・・はい。」
担当さん「タマノのくせに、そんなことするんだ。ふーん。」

ゴールデンウイークを慣れない研修の精神疲労で、眠りに使った僕は窮地に立たされました。
僕は何をやってるんだ?と思いながら、叱咤されつつ課題を出されました。
歴史モノとグルメものの話を一本ずつネーム書いて来いと。両方とも今の僕が絶対に描かない題材。

これは荒療治だそうです。今のままではプロになれないので一皮、二皮以上剥けないととてもじゃないがメジャー雑誌には載せてくれない現実。 

自分が一番わかっている、今の300倍頑張んないと雑誌に載らないことを。
ただ人間ラクがしたい。甘えが自分を愚かに追いやっていく。
そんな自分。決まった労働すればお金が入る、飯が食えるそんな日常。

ケツを叩かれた。社会更正施設で骨抜きにされてた僕の背骨を差しこまれた気分。


歴史モノを描くには大量の本を読むのは必須ですが、それ以外に現地の人に聞くのが一番では?と思い、初めて外国の人をナンパしました。 
なぜか行動力は人並み以上に発揮するので、「この人絶対良い人だ。声をかけなければ損をする。」と自分に言い聞かせ、勇気を出しました。
ドイツの方でした。目が青く、きれいな方でした。
僕が歴史を知りたいので、教えてください。と聞いたら、いいですよ。と快く名刺をくださりました。

神がきたーーーーっ!と思い、心臓バクバクものでした。

さてどんな漫画を描くか、とりあえず夏まで色々勉強します。