目録のない旅行

昨日、金沢に行ってきました。なぜ行ったのかがわかりませんっ(笑)

朝の7時ぐらい、京都駅で友達と待ち合わせ。来る気配なし。どうしたものか・・・?一人で勝手にプラン立て始める。
鳥取にしようと。
しかし、バスが満席で明日以降じゃないと取れないとバス会社の人に言われ、
「う〜ん、せっかく京都駅までわざわざ来たのに、このまま家に帰るのはしゃくにさわるな〜」と思い、1時間以上京都駅のホームでぶらぶらと考える。
「そうだ、金沢にしよっ」と思い立ち、行ってしまう。

電車の中で、ようやく友達と連絡が取れる。その時僕はもう敦賀に来ていた。
「今、金沢に向かっているから」と告げたら、
「よっしゃ、今から行くわ」と言われ、現地集合になる。



[ここから金沢の話]
僕は思いっきり電車の中で寝た。揺れが気持ちよく夢の中に入っていた。
気がついたら駅員に起こされ、電車の外に出た。「ここはどこなんだ??」と思い、僕は電車整備の人に道を尋ねた。
「金沢に行くにはどうしたら良いんですか?」と聞いたら、
「八ツ??ここ金沢だけど」と苦笑された。どうやら着いてたらしい。

うんなこんなで、金沢といえば21世紀美術館だろうと思い、真っ先に行った。
船越桂という彫刻家の人の作品が展示されていて、見れてよかった。それにしてもカップルが多かった。

その後、友達と合流。

香林坊に行き、尾山神社というところで前田利家が祀ってあり、ちょびっと感動。

その後、金沢にいる友達を呼び、三年以上ぶりの再会。全く変わっていなかった♪
そして片町にある居酒屋に行き、工芸の話やら色々していた。

なんかまだ飯足りんなっということで、お茶漬けで有名な「志な野」に行く。
「ここはやっほっていう掛け声しか行ってはいけない変な店だから」と友達が言ってたので、どんな店だと興味をもって行ったところ、本当でした。
「三名です。」
「やっほ」いきなり店の親父が言うので本物でした。

鮭、明太子、わかめ、昆布、梅干などの具材とご飯とお茶が出され、ご飯は何杯でも食べても無料という店だけど、おかわりする時、ありがとうという時は、「やっほ」とちゃんと言わなければいけない。

もし声が小さいと
「やっほ、声が小さい」と言われます。親父はずっときれっぱなしでした。奥さんらしき人に
「おめえはごはんしかついてなくて」とブツブツ文句言って、、
「はいはい、ちゃんとやってるじゃないのと」言いながら、犬猿しあっていた。
また親父は客が外で待ってるのに、、いきなり電気消し始めるし、何なんだこの店は?!と思いました。

「やっほ」をちゃんと言わないとご飯をついでくれませんから、ちゃんと言えるようにしましょう。

その後別の友達とも合流し、泊めさせてもらいました。
友達の家は広かった。これが下宿部屋なのかというぐらい。金沢は一軒家で家賃5万円で借りられるそうで。
友達の家は、一階が10畳二つと、キッチン3畳のセパレートで、二階は12畳の部屋と8畳と3畳の部屋があり、でかっと思い、こんな家京都じゃそんな値段では借りられないよと思い、びっくらした。
こんな家に住んだら、どこにも引っ越したくないだろうな・・・。


そして今日、福井へ。

かに丼食べてきた。そして帰宅。金がすっからかんになりました。


わかったことは、京都は観光に適している。一人でぶらぶらしてて楽しい街だが、金沢は一人だとさびしい街だと思いました。
京都は良い街だ。